楽しいイベントの3大条件【花見と夏フェスから考える】
楽しいイベントの条件は以下の3つです。
- 限定感がある
- 自由に過ごせる場所を提供している
- 集まる理由を提供している
帰りたくなる…ってかそもそも行きたくないイベント
こんなイベントは帰りたいor行きたくないですよね。
- 毎週開催の同窓会
- 集まったところで、みんなスマホいじってるだけ。
- 出し物がプログラムの中でぎっちり詰まっていて、好きな人と話せない。
ではどんなイベントなら楽しいと感じられるのでしょうか。
「花見」と「夏フェス」から考えてみます。
楽しいイベントの2大巨頭
「花見」
それは奈良時代の貴族の行事が起源と言われ、今なお老若男女問わず楽しむことのできるイベント。
「夏フェス」
それは、全国各地で夏に行われる音楽フェスティバルの愛称。ウェイ系大学生をはじめ、若者が狂気乱舞する夏の風物詩。
楽しいイベントの2大巨頭と言われる「花見」と「夏フェス」
この2つのイベントには共通点がありました。
2つのイベントの共通点から、楽しいイベントの条件を探って行きます。
楽しいイベントの3大条件
花見と夏フェスから考えられる楽しいイベントの条件は3つです。
- 限定感がある
- 自由に過ごせる場所を提供している
- 集まる理由を提供している
順番に説明していきます。
限定感がある
「花見」も「夏フェス」も春と夏の季節限定のものです。
毎日花見ができたり、毎週夏フェスに行けたら楽しくないでしょう。
つまり、春にしかできない・夏にしかできないという「限定感」を加えることで、イベントの期待値を上げているのです。
イベントを高頻度でやってしまうとワクワク感が高まらないということですね。
自由に過ごせる場所を提供
花見も夏フェスも自由に過ごせる場所があります。
花見では、ルールを守れば桜の下で自由に過ごすことができます。
夏フェスでも同様に、音楽を楽しむ場所・おいしい料理を食べられる場所などそれぞれの場所で自由に過ごすことができます。
自由に過ごせる場所を用意すれば、楽しみ方に幅を持たせることができるんですね。
集まる理由を提供
- 花見は「花を見る」
- 夏フェスは「音楽を聴く」
という「集まる理由」があります。
しかし、実際、
花見では「酒を飲んで騒ぐ」
夏フェスでは「ウェイウェイする・騒いでストレス発散する」
という別の目的が隠れています。(個人差があります)
みんなが集まりたいと思える理由を先に提供して、自由に過ごしてもらう。
そうすることで多くの人が集まりやすくなっているんです。
みんなでイベントを楽しもう!
楽しいイベントの3大条件は以下でした。
- 限定感がある
- 自由に過ごせる場所を提供している
- 集まる理由を提供している
限定感があって、自由に過ごせる場所・集まる理由を提供できれば、「花見」や「夏フェス」のような楽しいイベントにすることができます。
理由はワクワク感や楽しみ方の幅、心理的な集まりやすさを確保することができるから。
これからイベントを企画する人や幹事の皆さんは参考にしてみてくださいね。