合唱祭絶対勝利マニュアル【合唱祭で優勝したい!】
合唱祭。
それは中学・高校で5本の指に入るであろうビッグイベント。
合唱祭委員。
それは合唱祭という一大イベントで優勝するかどうかのカギを握るリーダー。
合唱祭委員に選ばれ、大変な思いをしている人多いのではないでしょうか。
それでも、自分が合唱祭委員になったからには、優勝して、最高の思い出を作りたいですよね。
今回は、合唱祭委員がクラスを合唱祭優勝まで導くための方法を紹介します。
大事な事は、以下の4つです。
- 優勝から逆算した計画立て
- 練習方法、採点基準のを調べる
- 練習時間の確保
- クラスのみんなのやる気の管理
解説していきます。
合唱祭で優勝するための具体的な方法
優勝から逆算した計画立て
まずは、優勝から逆算した計画を立てましょう。
例えば以下のような感じです。
2か月後の合唱祭で優勝する
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合唱祭1週間前:クラス全体の音程・リズム・声量がほぼ完ぺき。
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合唱祭2週間前:クラス全体の音程・リズムはほぼ完璧。
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合唱祭3週間前:クラス全体の音程が合う。
⇓
合唱祭1か月前:パートごとの練習で音程・リズム・声量が形になる
⇓
(以下省略)
行き当たりばったりで練習をしてもなかなか結果は出ません。
作成した計画はクラス全体に発表しましょう。
練習を進めていく計画を共有することで、優勝するイメージが想像しやすくなり、クラスのみんなのモチベーションを高めることができます。
練習方法・採点基準のリサーチ
練習方法を調べる
いくらたくさん練習したとしても、練習の質が低ければ、なかなか効果が出ません。
練習方法を調べておきましょう。
考えられる方法は以下の2つかなとおもいます。
- 音楽の先生に聞く
- ネットや本で調べる
大切なのは効果が出る練習方法を知っておくことです。
採点基準を調べる
音程・声量・リズム・たたずまい など
どんな採点基準があるのか?
それぞれどんな配点なのか?
配点などを考えて一番優先するべき箇所はどこか?
を調べておきましょう。
練習の質が飛躍的に上がるはずです。
練習時間の確保
計画を立て、練習方法や採点基準を調べたら、練習時間を確保しましょう。
練習時間を確保する上で大切なことは、他のクラスよりも早く練習を開始することです。
どのクラスよりも早く自主練を開始しましょう。
課題曲が発表されたら、すぐに自主練できるといいですね。
他クラスより早く練習を開始することで、練習量で差をつけることができます。
少しでも早く始めることが重要です。
クラスのみんなのやる気の管理
クラス全体のやる気が低いと質のいい練習はできません。
なぜなら、練習に主体性がなくなってしまうからです。
どんなに練習時間を確保して、いい練習方法を取り入れても、歌の上達はひとりひとりの努力次第です。
クラスの全員がやる気を持って取り組むことが必要になります。
合唱祭委員はクラスのやる気を管理しましょう。
クラスのやる気を管理する上で、必要なことがあります。
以下の4つです。
- 合唱祭委員の覚悟
- 「なぜ優勝したいのか?」を公表する
- 協力者を作る
- 「怒っても人は動かない」
順番に説明します。
実行委員の覚悟
クラス全体のやる気を管理する前に、自分のやる気を維持しなければなりません。
自分のやる気は誰も管理してくれないからです。
合唱祭委員で優勝を目指すには、かなり厳しい道が待っています。
クラスの誰かがサボっていれば、注意しなければなりません。
嫌われてしまうこともあるでしょう。
ただ、リーダーとなってみんなを引っ張っていく経験はだれしもが経験できるものではありません。
また、クラスが優勝できれば、合唱祭委員のあなたのおかげということになります。
これは一生の思い出です。
逃げるのか?本気でやるのか?
まずは覚悟を決めてください。
「なぜ優勝したいのか?」を発表
覚悟を決めたら、クラス全体になぜ合唱祭で優勝したいのかを発表しましょう。
クラスのみんなに「優勝しよう!!」とゴリ押しても、多くの人はついてきません。
「なぜ優勝しなきゃいけないのか」という方針が見えていないからです。
方針が見えないまま、ついていくのは不安ですよね。ついていきたいとも思えません。
クラスのみんなも一緒です。
合唱祭で優勝したい理由を発表して、クラス全体の方針を固めましょう。
クラス全体が「優勝」という目標に向かって頑張れる環境づくりが大切です。
協力者を作ろう
20~50人のクラス全体を1人がまとめるのは不可能です。
そのため、協力者とあなたを含めたひとつのチームでクラスを動かしていきましょう。
まずは「優勝したい理由」に賛同してくれた人の中から、4~6人に協力者になってもらってください。
合唱祭の場合は、協力者=パートリーダー・指揮者などです。
なぜ優勝したいか・優勝するために協力が必要だということを改めて伝えて、全力で取り組んでもらえるように説得しましょう。
協力者には5~10人の担当パートを割り当て、練習を監督してもらいます。
合唱祭委員は、協力者のやる気と練習が計画通り進んでいるかを全力で見守ってください。
練習が遅れていれば指摘しましょう。
協力者が落ち込んでいれば、ご飯の一つや二つおごってやりましょう。
やる気を管理する際の注意点「怒っても人は動かない」
練習してくれない男子に、怒っている女の子はもはや風物詩です。
しかし、感情的に怒ったり泣いたりしても基本的に事態は改善しません。
べた褒めましょう。
ちょっとでも練習を頑張っている人がいたら、めちゃくちゃ褒めましょう。
クラスのみんなの前で褒めるのがおすすめです。
褒められてうれしくない人はいません。
うれしくなれば、練習も頑張ろうと思えます。
すると練習を主体的に行ってくれるようになります。
褒めて褒めて褒めまくりましょう。
各クラスに戦力差はない
合唱部がいるかどうかは「ほぼ」関係ない
各クラスにほとんど戦力差はありません。
とはいえ、合唱部のいるかどうかは気になるところです。
しかし、合唱部がクラスに2~3人いるからと言って、全体の歌声は変わりません。
また、合唱部がどんなに美しい歌声を響かせていたとしても、音程を外している人が何人もいれば、かき消されてしまいます。
このように合唱部の「歌声」としての戦力差は、ほぼありません。
戦力差があるすれば、「練習ノウハウを持っている」という点です。
合唱部は練習ノウハウを持っており、適切な練習方法が分かっています。
とはいえ、この点もカバーできます。
練習方法を音楽の先生に聞いたり、
ネットで調べてみればいいんです。
練習方法を調べることを忘れないようにしてください。
練習方法さえ分かっていれば、合唱部がいてもいなくても変わりません。
合唱祭の勝ち負けは練習の量と質で決まる!
各クラスに戦力差がほぼないということは、勝ち負けは練習の量と質で決まります。
正しい方法でほかのクラスより多く練習すれば、合唱祭は勝てます。
当たり前のことですが、難しいことです。
「合唱祭で優勝するための具体的な方法」を実践すれば、練習の量と質は確保されます。
ぜひ試してみてください。
合唱祭の委員は大変…!
合唱祭委員を含め、物事を中心的に引っ張っていくリーダーは本当に大変です。
筆者である自分も約1年間ある組織でリーダーだったので気持ちは痛いほどわかります。
リーダーになったからには覚悟を決めなければなりません。
生半可な覚悟でやると嫌われるだけだった…など最悪の結末さえ考えられます。
それでも、リーダーをやったことは素晴らしい経験でした。
人をどうやって動かせばいいかは、リーダーになって初めてわかります。
中学生・高校生の今だからできる最高の思い出を合唱祭委員で作ってください。
応援しています。