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さとり世代の生き方マニュアル

大学生は絶対に知っておきたいキャリア選択の現実

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大学生はキャリアを選択する大事な時期ですね。

でも、あなたはキャリア選択が実際どのような状況にあるかを知っていますか?

僕はまったく知りませんでした。

キャリアの現実を知るために「キャリア教育のウソ」という本を読んで勉強しました。

今回は「キャリア教育のウソ」から、キャリア選択の現実について紹介します。

キャリア選択で知っておきたい事実は以下の3つです。

  • キャリアはいつ躓いてもおかしくない
  • 卒業と同時にみんなが天職に出会えるなんてありえない
  • 若者の就職難が問題とされる本当のワケ

順番に説明していきます。

 

キャリアの現実

キャリアはいつ躓いてもおかしくない

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大学生の就職内定率は

87.9%(厚生労働省「平成30年度大学等卒業予定者の就職内定状況」より)

です。

逆に言えば、
13%の人が就職内定をとれていないことになります。

また、大卒で3年以内に就職した会社を辞めてしまった人の割合は

31.8%(平成27年~平成30年 厚生労働省「新規学卒者の離職状況」より)

です。

3割の人が就職した会社を3年以内にやめてしまっているんです。

このように、キャリアのどこかで躓いてしまう人は少なくありません。

 

卒業と同時にみんなが天職に出会えるなんてありえない

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職業はたくさんあるのに、会社なんて星の数ほどもあるのに、

あなたが就職を決めた、たった1社が自分の天職である可能性はどれくらいあるでしょうか。

大学生まで少ない経験をもとに、初めて選んだ会社が天職である可能性なんて本来はほぼないことでしょう。

 

若者の就職難が問題とされる本当のワケ

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国が若者の就職難を問題としている本当の理由は、

社会不安や社会保障システムの破綻を招く可能性があるから

です。

若者が無職で収入が少なくなってしまった場合、窃盗などの犯罪の増加が考えられます。

また、若者が働かない場合、公的年金制度や医療保険制度の財源確保が難しくなるという現実もあります。

国は、若者を働かさなければならないんです。

若者に正社員として働こうという常識を植え付けている部分があります。

 

現実を知り、自分に最適なキャリアを選ぼう

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世の中の「常識」が、キャリア選択の現実をゆがめている部分があります。

「常識」とは多数派が勝手に決めたルールであって、必ずしもあなたに当てはまるとは限りません。

現実を知り、自分にとって最適なキャリアは何かよく考えたうえで自分のキャリアを決めていきたいですね。

 

大学生の具体的なキャリア選択については

www.dancing-hashimoto-lab.com

 


キャリア選択の本質を知りたい方は

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参考文献

キャリア教育のウソ (ちくまプリマー新書) [ 児美川孝一郎 ]

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