【ちきりん vs LIFE SHIFT】未来の働き方頂上決戦!
将来が不安だ…
このまま企業に就職?公務員?それとも?
AIの発達・少子高齢化の進行…
僕たちは今、歴史の転換点に立たされています。
そんな中でも、働くことは基本的に避けられません。
働き方は今後どのように変わっていくのでしょうか。
未来の働き方について、『LIFE SHIFT』と『未来の働き方を考えよう』の2冊から考えていきます。
結論からいうと、
ひとつの働き方に縛られず、多様な働き方を選択できるようになります。
『LIFE SHIFT』
2017年ビジネス書大賞準大賞を受賞。未来の生き方・働き方について述べる。
『未来の働き方を考えよう』
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫)
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/11/10
- メディア: Kindle版
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社会派紀行ブロガー、ちきりんさんによる著作。ちきりんさんの2005年に始めたブログ「chikirinの日記」は月間200万PVを達成。鋭い視点から社会に切り込む「chikirinの日記」はマジで参考になる。
- 『LIFE SHIFT』
- 『未来の働き方を考えよう』
- 『LIFE SHIFT』と『未来の働き方を考えよう』の共通点
- 『LIFE SHIFT』VS『未来の働き方を考えよう』働き方頂上決戦
- 自分のやりたいことができる時代
『LIFE SHIFT』と『未来の働き方を考えよう』の共通点
平均寿命の延び
『LIFE SHIFT』でも『未来の働き方を考えよう』でも平均寿命の延びを指摘しています。
平均寿命の延びは日本に限った話ではなく、世界全体の流れだということが言えるでしょう。
「一生ひとつの仕事」は無理!
『未来の働き方を考えよう』では、以下のように述べています。
「一生ひとつの仕事」は非現実的
平均寿命が延び、50年間ずっとひとつの会社・団体で働き続けることは、時代の流れ・企業の衰退などを総合的に考えて、難しいです。
『LIFE SHIFT』では、「教育➡仕事➡引退」という古い3ステージの生き方が当たり前だった時代は終わりを迎えると述べています。
このように、これからは平均寿命の延びによって、一つの仕事にしがみついていることは難しくなります。
『LIFE SHIFT』VS『未来の働き方を考えよう』働き方頂上決戦
ここまで、『LIFE SHIFT』と『未来の働き方を考えよう』の共通点を見てきました。
ここから実際の働き方の話に移るのですが、『LIFE SHIFT』と『未来の働き方を考えよう』では働き方についての意見が分かれます。
『LIFE SHIFT』では
- 人生がマルチステージ化する
- 人生における新しいステージが出現する
『未来の働き方を考えよう』では
- 職業選択は2回ある
と述べています。
順番に解説します。
未来の働き方①~『LIFE SHIFT』の場合~
人生のマルチステージ化
人生のマルチステージ化とは、従来の「教育➡仕事➡引退」という3ステージの人生から、新しい人生のステージが現れるということです。
これは、寿命が延びて、人間が使える時間が増えたことが原因です。
では、どんな新しいステージが生まれるのでしょうか。
人生における新しい3つのステージ
『LIFE SHIFT』では、人生における新しい3つのステージは、以下のものがあると述べています。
- エクスプローラー
- インディペンデント・プロデューサー
- ポートフォリオ・ワーカー
順番に解説します。
エクスプローラー
エクスプローラーとは、
一ヵ所に腰を落ち着けるのではなく、身軽に、そして俊敏に動き続ける
ライフステージのことです。
新しい土地へ旅行に行き、人脈を広げることなどがエクスプローラーのステージの特徴です。
エクスプローラーのステージが最もうまく機能するのは、多様なものに触れ、真の実験がおこなわれるときだ
と『LIFE SHIFT』では述べています。
インディペンデント・プロデューサー
インディペンデント・プロデューサーは、
旧来の起業家とは性格の異なる新しいタイプの起業家になったり、起業と新しいタイプのパートナー関係を結んだりして経済活動に携わる
ライフステージです。
組織に雇われずに、独立した立場で経済活動に携わるのが特徴です。
ポートフォリオ・ワーカー
ポートフォリオ・ワーカーの特徴は、
異なる種類の活動を行う
ことです。
起業だけでなく、地域活動やボランティアなど様々な体験をするステージだといえます。
- エクスプローラー
- インディペンデント・プロデューサー
- ポートフォリオ・ワーカー
3つが新しいステージを組み合わせることで、人生が形作られると『LIFE SHIFT』では述べます。
未来の働き方②~『未来の働き方を考えよう』の場合~
職業選択は二回ある
最初から「職業選択は二回ある」という発想をする
40代で働き方を選びなおす
『未来の働き方を考えよう』では
「就活は大学在学中だけでなく、40歳でもう一度する」というマインドを持つことが大切だと述べられています。
40歳でもう一度就活をする理由はいくつか挙げられます。
- 二度目の選択時には自分のやりたいこと、やりたくないことが明確だから
- 自分で創るオリジナルの働き方を実現できる
- 本気のワークライフバランスを達成できる
1回目の就活では、経験不足などの原因により、自分のやりたいことが性格に見えていないことが多々あります。
したがって2度目の就活で、より良い職業選択をすることを目指せ!ということですね。
自分のやりたいことができる時代
『LIFE SHIFT』でも『未来の働き方を考えよう』でも、職業選択の場が増えることが述べられていました。
職業選択の場が増えることは、生活を変えざるを得ない場面が増えるなどネガティブな面もあります。
しかし、ポジティブに考えれば、自分のやりたいことを選択できる回数が増えたとも言えます。
自分のやりたいことを見つめ直し、人生・職業選択について考えていくことが大切ですね。
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