友達付き合いが面倒になってしまった人に意識してほしいたったひとつのこと【人生の満足度を上げる】
人生の満足度を決めるものは何だと思いますか?
答えは「友達」です。
2004年にアメリカの世論調査機関であるギャラップ社が500万人という膨大な人数を対象に行った、「友達が個人に与える幸福度」に関する調査があります。
この調査によると、職場に少なくとも3人の気心知れた友達がいるだけで、人生の満足度が96%も上昇することがわかりました。
気心知れた友達が3人いるだけで、人生の幸福感が2倍近く違うということです。
しかし、友達付き合いが面倒だとは感じていませんか?
友達付き合いが面倒な理由は、価値観の合わない友達と無理をして付き合っているからです。
価値観をどこに置くかで、その人の世界が決まる
友達付き合いをする上で最も大切なのが「価値観」です。
価値観は人が見ている世界を形づくっています。
例えば、「ひとり」ということも、価値観の違いで見え方に大きな差が出ます。
「ひとりはさみしい・最悪だ」と考える人もいれば
「ひとりは自由・最高!」と思う人もいます。
極端な言い方をすれば「ひとりでいることを悪だ」と感じる人と「ひとりでいることは善である」と感じる人がいるということです。
「ひとり」という状態1つを見ても、価値観の違いで見方は大きく変わってきます。
このように、その人の世界は価値観で作られているんです。
価値観が似ている人は、世界の見方も似ています。
だから仲良くなれるし、関係も長期的に続きます。
しかし、価値観の合わない人は「異世界の人」です。
視野を広げてくれるきっかけにはなってくれますが、長期的に関係を築くのは自分のストレスになってしまう可能性があります。
どうしても価値観の合わない人とは距離を置こう
価値観の合わない人は、自分の世界を広げるうえで、とても大切な存在です。
無視してはいけません。
しかし、長期的に友達として付き合う上で、全く異なった価値観の人と付き合い続けることは苦痛に変化してしまうことがあります。
このような人と価値観を無理に合わせようとすると、友達付き合いが面倒になってきます。
異世界の人と無理に話をしようとしているんですから、疲れて当然ですよね。
友達関係を続けることが苦痛に変化し、そのままの関係を続けるとあなたが消耗するだけです。
どうしても価値観の合わない人とは距離を置きましょう。
価値観の合う友達は一生大事にしよう
逆に価値観の合う友達はとても大事です。
自分の見えている世界と価値観の合う友達の見ている世界は似ているので、話も合うし、協力体制も築きやすいからです。
あなたの大事にすべき友人は「価値観が合う人」です。
最後に
誤解しないでほしいのが、僕は価値観の合わない人は全員関係を切れ!と言っているわけではありません。
価値観の合わない人は本当に大切です。
自分にはない世界を持っているんですから。
ただ、どうしても人の世界に合わせるのが疲れてしまう時があります。
そんなときは、価値観の合わない人とは少しだけ距離を置き、価値観の合う人と付き合うように心掛けてみてください。
人間関係は基本的に素晴らしいものだと信じています。