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さとり世代の生き方マニュアル

【幸せそうなアイツと自分はどう違う?】幸福の条件とは

 

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SNS上や人と付き合っているときは、リア充っぽい感じだけど、
ふと一人になった時に、人の幸せについて考えてしまうことありませんか?

幸せってなんだっけ…?

なんか満たされないな…

人にとっての幸福の条件とは、どんなものなのでしょうか。

今回はpha著『持たない幸福論』から、幸福の条件を考えます。

幸福の条件

幸福の条件は

「自分にとってホントウに必要なのはなにか」「自分には何によって一番幸せになれるか」という自分の価値基準をもっているかどうか

です。

 

なぜ幸せを感じられないのか

幸せを感じられないのには、いくつか理由が挙げられます。

  • お金がない
  • 人間関係がうまくいかない
  • 将来が不安だ

さまざまな問題がある中で、幸福を感じられない最も根本的な原因は
「社会を取り巻く意識や価値観」に縛られてしまっていることです。

 

不幸を作り出す元凶「社会を取り巻く意識や価値観」

社会を取り巻いている意識や価値観で代表的な例は「普通の人生」という考え方です。

「普通の人生」と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

多くの人は

小学校➡中学校➡高校➡大学➡就職➡結婚➡出産➡子育て…

というような流れを想像します。

しかしこの「普通の人生」、実は実現するのは非常に難しいんです。

大学の進学率の進学率を知っていますか?

文科省の学校基本調査によると、57.9%です。

4割の人は大学に行っていないんです。

それでは、結婚はどうでしょう。

厚生労働白書によると、生涯未婚率は男性は23.4%、女性は14.1%です。

つまり、男性の4人に1人、女性の6~7人に1人は一生で一度も結婚しないんです。

生涯未婚率はさらに伸びていくことが予想されています。

このように多くの人が想像する「普通の人生」というのは実現するのは意外に難しいのです。

多くの人が普通にこなせないものを「普通の理想像」としてしまっているから、みんなその理想と現実のギャップに苦しむ

と「持たない幸福論」では述べられています。

 

自分の幸せを定義する

自分が何を好きか、何をしているときに一番充実や幸せを感じられるかをちゃんと把握する

普通」という基準が人を苦しめます。

「普通」という基準に苦しまされないために、自分の幸せは自分で定義しましょう。

自分なりの幸福の定義に従って行動すれば、幸せは見えてくるはずです。

 

自分なりの幸せを達成するために

世の中に本当に絶対にやらなきゃいけないことって別にないから、基本的に好きなこととかやりたいことだけやればいい

実は「義務」なんてことは存在しないんです。

これは人間界を離れて、動物を見てみるとわかりやすいと思います。

例えば、養豚場で飼われている豚は

「たくさん子豚を生まなければならない」とか、
「おいしい肉になるために、太らなければならない」

と考えているでしょうか。

恐らく豚は考えていませんね。

「子豚を生む」ことも「太る」ことも養豚場の人の思惑です。

では、子豚が全然生まれない豚は

「私はなんてダメな豚なんだ」

と思い悩んでいるでしょうか。

他と比べて痩せている豚は

「私は豚なのに、めっちゃ痩せている…!おいしいお肉になれない…どうしよう…」

と悩んでいるでしょうか。

これも恐らく悩んでいませんね。

人間にあてはめてみましょう。

「友達はたくさんいなければいけない」

「働かなければいけない」

これらは社会が私たちに与えた意味付けにしかすぎません。

ちょうど養豚場の人が豚に「子豚を増やさなければいけない」と言っているようなものです。

そんな社会という訳の分からない概念から、ありもしない意味付けを信じ込んでしまっているんです。

そのありもしない意味付けが「義務」であり「普通」という考えです。

「義務」も「普通」も実は存在しません。

社会や他人が決めて幸せの基準に振り回されず、自分の人生を楽しめばいいんです。

自分の好きなように生きるぐらいの気持ちで生活していきたいものですね。

皆さんの幸福とは何ですか?