人間関係が面倒な原因と対策【原因は自分自身にあります】
「人間関係は我慢するものだ」
これは以前までのぼくの哲学です。クソですね
あなたは人間関係についてどうかんがえていますか?
人間関係ってめんどくさい…
そう考えていませんか?
人間関係は本来、素晴らしいものです。
友人や恋人と過ごす時間は何かに代えられるものではありません。
そこでこの記事では、人間関係が面倒…我慢しなきゃ…と考えてしまう原因と人間関係が楽になるかもしれない方法を、「自分の小さな『箱』から脱出する方法」という本の内容をもとに解説していきます。
具体的には
- 人間関係が面倒な原因
- 人間関係を楽にする方法
の順で紹介します。
人間関係が面倒なのは、自分自身に原因があるかもしれません。
人付き合いの見方をちょっと変えるだけで、人間関係がぐっと楽になります。
人間関係が面倒になってしまった原因
人間関係が面倒になってしまった原因は、以下の2つです。
- 自分を裏切ったこと
- 自分を正当化したこと
順番に解説していきます。
自分を裏切る
相手が何を考えているか何となくわかるという感覚ありませんか?
人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知することができます。
その察知した相手の感情をもとに、自分の行動を選択しているんです。
しかし相手の感情を感じていながらその通りにしないと、他の人のためにこうすべきだという自分の感情に背くことになります。
これが自分自身への裏切りです。
身近な例を出すと、
電車の中で座っていて、高齢者が目の前に立ったけど、席を譲ることができなかった。本当は譲るべきだったのに…
といった感情です。
自分自身への裏切りが人間関係が面倒と感じる元凶になります。
自分を正当化する
自分自身を裏切ったとたんに、物事を見る目が変わります。
他人・自分・環境など、すべてを見る目が自分を正当化するような形にゆがめられてしまうんです。
自分が相手の望んだとおりの行動をとらなかったことを正当化するための情報を探し始めます。
そして、自分が望んだとおりのことをやれなかったのは、周りの人間がダメだからだ、と考えると人間関係が面倒になります。
「自分は悪くない。あいつらのせいで、自分は望んだとおりの行動をできなかったんだ。そんな人たちと付き合うのは面倒だなあ…」
というのが人間関係が面倒な人の思考回路です。
人間関係を楽にする方法
人間関係が面倒になってしまった理由を見ると、
自分を裏切る
「~しなきゃいけなかったのに、できなかった…」
⇓
自分を正当化する
「できなかったのは、周りにいた人間が悪い!」
⇓
人間関係が面倒になる
「なんでそんな人たちと関わんないといけないんだ…」
というステップを踏んで、人間関係が面倒になっていることがわかります。
人間関係を楽にするためには、上記のステップを踏まないようにすればいいんです。
つまり
自分の感覚に逆らわない
ことが大切です。
順番に解説します。
自分の感覚に逆らわず、すぐ行動してみる
人付き合いが面倒になってしまった根本的な原因は、相手の感情を感じていながら、その通りの行動をしない「自分自身への裏切り」をしているからです。
自分自身への裏切りがなくなれば、人間関係が面倒だと思うことはなくなります。
ですから、できるだけ自分の感覚に逆らわないようにしましょう。
「~しないといけないかな?」と思ったら、行動してみるようにしましょう。
自分の感覚に逆らわないほうが疲れる!と思っているひとがいるかもしれません。
自分の感覚に逆らうと、自分を正当化するための行動をとらなければならなくなります。
結局、行動量としては自分の感覚に逆らっている時とそうでない時は変わらないんです。
それならば、人間関係を円滑にできるような行動をした方が楽な気がしませんか?
相手のことを考え、そこから察知した感情に逆らわずに行動してみることが大切です。
無理せず、でも相手のことを考えてみよう
人間関係を楽にするうえで大切なことは、自分の感情に逆らわず、相手のことを考えることです。
相手の感情を感じ取ることは、人間の特徴です。
感じ取った相手の感情にとって、一番良い行動をぼくたちはとれるはずなんです。
相手の望んだ行動をとれなくしてしまっているのは、僕たちが自分自身の感情を裏切ってしまっているからです。
「~しなきゃいけないかな…」と思ったときに動くことができれば、もっと人間関係が楽にできます。
でも、ずっと相手のことを気遣っている必要はありません。
少しだけ、自分が相手を思う感情を裏切らないように意識してみてください。
人間関係の見方が変わるかもしれません。