「グリーンブック」人生哲学
今話題の「グリーンブック」を見てきました。
ストーリーの概要を一言で表すと、
「黒人ピアニストが人種差別の激しい地域に演奏旅行に行く。」
というモノです。(ざっくりしすぎですが笑)
このストーリーでは、現代にも通じる人生哲学がてんこ盛りでした。
具体的には以下の3つ
- 自分にしかできないことを
- 勇気
- 社会を変えるエンターテインメントとは
これらの「グリーンブック」から学んだ人生哲学について考察していきます。
自分にしかできないことを
自分にしかできないことをすることで人の心は動きます。
たくさんの人ができることを得意げにやっても、それは人の心を動かすことはできません。
しかし自分にしかできないことなんて、ほとんどありません。
ではどうすればいいか。
自分の思いを明確にすればいいのではないでしょうか。
自分の思いを明確にして、自分ができる最大限のことをする。
その人らしさとは
その人の考え×その人ができること
で成り立っていると思うのです。
自分が何をしたくて、その行動をするのか。何を成し遂げたくて、その問題に取り組んでいるのか。
これらを明確にできれば、その人らしさが見えてくると思います。
天才が人を動かすのではない。大事なのは勇気だ
能力がある人はたくさんいます。山ほどいます。
自分より頭のいい人なんて、世界を探したら何人いるんですかね。
しかし、その能力のある人の中で行動できた人は何人いるんでしょう。
本当に重要なのは、能力の有無ではなく、自分の能力を発揮できるように行動できたかどうかなのではないでしょうか。
能力と勇気が行動になります。
もしかしたらその行動で、人が動くかもしれません。
能力の有無にかかわらず、行動したいと思いました。
エンターテイメントは社会を変える?
「グリーンブック」の主人公は黒人のピアニストですが、自ら進んで黒人差別が激しい地域へ演奏旅行に行きます。
これは「黒人差別はおかしい」という信念のもと、「ピアノ演奏」という武器を使って黒人差別をなくそうとしていたからではないでしょうか。
ピアノ演奏という「エンターテインメント」の力を借りて、社会を変えようとしている姿がありました。
今まで、エンターテイメントは社会を変えられるのではないかとぼんやりと考えていました。
しかし正しくは、強い想いに基づいたエンターテインメントが人を動かし、社会を変えるのだと思いました。
グリーンブック人生哲学
グリーンブックから学べる人生哲学は、
- 自分にしかできないことを
- 勇気
- 社会を変えるエンターテインメント
でした。
自分にしかできないことを見つけ、勇気をもって実践していきたい。そして、それをエンターテインメントにしたい。
そんな活力をもらえる映画でした。
「グリーンブック」おススメです。