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さとり世代の生き方マニュアル

優等生が生き残れない時代【幸せに生き抜く方法を考える】

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どうやら「優等生」は生き残れない時代に来ているようです。

その原因を探りつつ、未来を生き抜く方法を考察していきます

参考文献

 

優等生が生き残れない時代

僕は、小学校・中学校・高校と優等生と言われる部類の生徒だったと思います。

先生は絶対的正義だと思っていました。

小学校の通知表には悪いことを書かれた記憶はありません。

中学に上がるときには、親の意見を真に受けて中学受験をしました。

現代では、このような「優等生」は生き残れないかもしれません。

理由は「時代変化」です。

 

そもそも優等生とは?

あなたが思い浮かべる「優等生」とはどんな人のことでしょうか。

真面目で、おとなしく、成績がいい。

こんな感じではないでしょうか。

では、なぜ真面目で、おとなしく、成績がいい生徒は「優等生」と評価されるのでしょう。

答えは「権力に何も考えず従うから」です。

例えば、先生の指示に何も考えずに素直に従います。

親の言うことはなんでもやります。

だから真面目でおとなしく、成績もよくなりやすいんです。

 

優等生が評価された時代

優等生が評価される時代がありました。

佐渡島康平著「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE」ではそんな時代を以下のように表現しています。

世界共通の幸せ像があって、全員がそれを目指している

具体的には

有名大学に進学➡大手企業に就職➡結婚➡子供を作る➡死んでいく

というのが誰しもが歩む人生であり、幸せであるという考えがあったのです。

優等生はこの流れに難なく乗ることができます。

なぜなら、権力に何も考えずに従うから。

「多くの人が考えている幸福」という権力に何も考えずに従うことができます。

だから優等生は評価されたのです。

 

現在の時代背景

優等生が評価される時代から、現代は大きな変化を遂げています。

社会的な大きな不便や不満が解消され、インターネットが出現し、多くの人が情報発信をするようになりました。

モノが充足し、情報発信が大量にされることで、多くの価値観が許容される時代になったんです。

「#MeToo」運動やLGBTへの理解の促進はその具体例の一つでしょう。

現代は人それぞれ幸福の基準が違う時代と言えます。

ここで優等生は苦しみます。

従うべき権力がなくなるからです。

ひとりひとりが自分の価値を信じ始めるなか、優等生は権力に何も考えずにしたがって来てしまったため、自分の価値観を見つけることができないんです。

そして、虚無感に襲われます。
どうしたらいいかわからなくなってしまいます。

 

未来を幸せに生き抜く方法

では、どうすれば現代を生き抜くことができるのか。

現代はひとりひとりの価値観が許容される時代です。

つまり、自分の価値観を持ち、その価値観に沿った行動ができれば、幸せになれるということです。

とはいえ、優等生は「権力に従う」というのが根本的な価値観になっているため、自分の価値観を持つのは難しいんですよね…

そこで、おすすめなのが以下の2つです。

  • 自己分析する
  • やりたいことをとりあえずやってみる

順番に説明します。

 

自己分析する

学校でよく「夢を発表してください」なんてよく言われますが、明確に言える人は少ないと思います。

言えたとしても、周りにいる人か、メディアで取り上げられているような職業をこたえるぐらいでしょう。

なぜ将来の夢が言えないのかというと、自分の分析が足りていないからです。

自分を知らずに夢を探すということは、現在地を知らずに目的地にたどりつこうとしていることと同義です。

自分を知って、初めて進むべき道が見えてきます。

自己分析は就活の時だけでなく、将来のことを決めるために本当に役に立つんです。

自分の価値観を見つけるために自己分析をしてみましょう。

おススメ本は以下になります。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

 

 やりたいことをとりあえずやってみる

あなたのやりたいことはなんですか?

「やりたいことがない」という人も多いですよね。

なぜやりたいことがないのかというと、自分で自分にふたをしてしまっているからなんです。

例えば、小さい頃は宇宙飛行士になりたいと思っていた人でも
年を取ると、宇宙飛行士になんてなれるわけないしな…ということで選択肢を無意識に消してしまいます。

可能性とか将来性などを考えずにやりたいことはなんですか?

それにまずは挑戦してみると自分の軸が見えてきます。

 

優等生の同志たちへ。生き残ろう

冒頭でも述べた通り、僕も優等生でした。(今もかな?)

優等生というと聞こえがいいですが、要は「思考停止して権力に従うただの犬」です。

ということは僕も犬です。わんわん。

昔は、時代というご主人様からおいしい餌(=幸福)をもらうことができました。

しかし、今はそうはいきません。

自分の餌は自分でとってこなければならなくなったんです。

だからこそ、思考を止めてはいけません。

行動を止めてはいけません。

僕も頑張って犬からの進化を目指していきます。

頑張りましょう。