僕の将来の夢は「ガラパゴスウミイグアナ」だった
あなたは幼稚園・保育園にいた時の将来の夢を覚えてますか?
定番は、宇宙飛行士・スポーツ選手・お花屋さん・パン屋さん・先生とかですかね。
多くの人がまともな職業をこたえる中、幼稚園時代ハシモトの将来の夢は、
ガラパゴスウミイグアナ(上の画像)でした。
いやマジで。
まぁ、今考えると馬鹿というか、なんというか…
それから月日を経て、大学生になりました。
今改めて昔を振り返ると、意外に気づきがあるんですよね。
今回はそんな幼少期の夢から考察できることをまとめてみようと思います。
知っている職業にしかなれない?
僕の幼稚園時代の夢は「ガラパゴスウミイグアナ」だったわけですが…。
なぜガラパゴスウミイグアナになりたかったかというと、NHKスペシャルかなんかの特集番組を見てカッコいいなーと思ったからです
この夢の決定理由は他の人と似ていませんか?
他の幼稚園児の皆さんも、メディアに取り上げられた職業をかっこいいなーと思って自分の夢としていたハズです。
スポーツ選手がいい例ですよね。スポーツ選手はテレビに出てチヤホヤされるから将来こんな風になりたいと思うわけです。
しかし、テレビなどのメディアに取り上げられない職業は、どうしても夢になりにくい。
例えば、アフィリエイターやシステムエンジニア、精神保健福祉士などはテレビに取り上げられず、自分はこの職業になりたい!とは思いません。
というより思えないんです。
これらのことから言えるのは「知っている職業しか夢になりえない」ということ。
しかし、知っている職業にしか夢にならないというこの状況は大変危険です。
「知っている職業にしか夢になりえない」ことの弊害
知っている職業しか夢になりえないという考え方をしてしまうと、名前のない職業に就くという可能性を排除してしまいます。
このような姿勢を持ち続けるのは危険なように思えます。
なぜなら、変化の激しい現代では、既存の職業はどんどんなくなっていき、名前のない職業がどんどん生まれるからです。
例えばYoutuberは10年前には存在していませんでした。
しかし、YouTubeという革新的プラットフォームの登場・興隆により、youtuberという職業が認知されはじめました。今や小学生のなりたい職業ランキングの上位を占めるものになっています。
反対にエレベーターガールという職業が昔は存在していましたが、いまはなくなっています。
現代はどの職業がなくなり、どんな職業が出てくるかなど予想できない時代になっているということです。
このような時代において「今ある職業になりたい」という考え方は危険ではないでしょうか。
ではどうすればいいのか。
「夢=職業」という考え方を辞めればいいんです。
職業はツールに過ぎない
職業ってそもそも何ですかね?
お金を得るために我慢するポジションという認識が広がっているような気がします。
それ、本来の形なんですかね。
僕は職業を我慢するものになんてしたくありません。
職の役割はお金を得ることはもちろんですが、自分の夢を達成するための道具だと思うんです。
職業は「手段」であって、目的ではありません。
ここをはき違えてしまうと、将来つらいんじゃないかなーと思います。
理想の職業につけたとしても、そこで夢が潰えてしまうんですもん。
夢を職業というBE(=~になる)的な考え方ではなく、DO(=~をやる、成し遂げる)的な目標設定が大事なのではないでしょうか。
職業をゴールにしない生き方
将来の夢は職業ではなく、自分の人生で何をやりたいかが大事だという話をしてきました。
職業選択は重要な決断なため、迷わざるを得ません。
だからこそ、自分のやりたいことを明確にして、そのやりたいことを実現するためのツールとして職に就くということが大切ですね。
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